日本国外で働いている日本人の友人がブラジル人の同僚に「日本政府はモノはいらないが、金を送れ」と言っているが、本当か?と聞かれたとのこと。SNS上でやりとりされた会話の中で次の記事が引用された。本当に政府がそのようなコメントを出しているかということと、名前の通っている新聞社の記事でも果たして信じることができるのかについて考察してみた。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110324/asi11032417390002-n1.htm
一見良識的に思える産経新聞の記事。
この中には今の日本、これからの日本を守っていく上でとても重要な課題が書かれているように思う。
記事は日本政府の受け入れ態勢の不備により諸外国の善意を無にしていることへの非難を要旨としている。
例として挙げているのが、①規格外の毛布 ②救助犬の入管 ③コメや食料品の輸入拒否の3点。
②と③については、政府の対応に問題はないのではないかと思われる。
たとえ緊急事態とは言え、政府は国民の安全には徹底する義務があり、その義務を全うするために様々な法令を作ってきたわけである。超法規的な措置を取った末に、例えば狂犬病が発生したり、食品汚染が発見されるようなことが起こればそれこそ今回の震災に被災していない大多数の国民にまで二時災害として被害が及ぶ可能性もあり、これだけは食い止める必要がある。
過去にあれだけ中国産の食品に過敏になった国民の反応を思い出してほしい。援助を申し出た国の中には狂牛病や鳥インフルエンザに汚染されている国や地域もあるはずだ。審査を早めるなどの措置は取れたのかもしれないが、この混乱の最中でそれらをスムーズに運ぶことがいかに困難であるかは想像に固くない。
①についても杓子定規さを全面に出して批判を強めるように誘導しているが、記事の中には「すったもんだの末にようやく」の部分が具体的な説明はない。1日だったのか、1週間だったのか。もしかしたら数時間書類上のことで手間取っただけなのかもしれないが、こうして記事に書くと、いかにも頭の固いお役所仕事の部分ばかりが強調されて、そしてそれが記事となり、多数の目に触れてけしからんという声を産んでいく。
産経新聞については過去にもこのようなケースが散見されており、良識の仮面をかぶった扇動的なニュースメーカーだという印象を持っている。”経”という文字が入っているので、どうも日経などと混同しがちであるが、記事作りから言えば経済紙といよりは、サンスポ寄りのバラエティ紙と受け取るべきだと思う。
③の食品にも関わることだが、果たして今の日本で圧倒的に物資が足りていないのは事実なのだろうか。
震災直後には食料が燃料がなく、危機的な状況が報じられていたが、数日前に報道されていたNHKのニュースでは、避難所でインタビューを受ける女性の後ろには毛布が山のように積まれていた。別の町では届けられた物資の山の中から必要な下着を探しだそうと四苦八苦している役場の職員が映されていた。勿論まだまだ流通経路が確保されていない地区には物資の不足もあり得るが、届ける物資自体に不足があるのかという点では、どうもそのような報道はなされていないように思われる。
電気やガスのインフラが整っていない地区もあり、被災者は満足な食事ができているわけではないことは事実であろうが、飢えや寒さからは徐々に解放されてきている時期にあるのだと思う。市町村の役割は生存者や遺体の確認から瓦礫の撤去に重点が移り始めた。道路の復旧が急ピッチで行われ、行政主導のもと役場には日本全国の市町村からプロの職員が派遣されるように整備されてきてもいる。
被災者はこれから失った家、車、家財、衣料品を揃えて行かなければならない。船を買い、畑を耕し、工場を再建して、失われた職も回復していかなければならない。その上で必要になるのは絶対的に資金のはず。国がインフラを整備していくためにも、被災者が日常生活を取り戻す上でも、どうしても必要になってくるのはお金だ。
そうした中で、物資は足りている、これから必要なのは資金だと国が言ったとしてもそれはウソではないのではないかと思われる。
件のブラジル人がどのように情報を入手したのか不明ではあるが、伝聞を繰り返すうちに、日本政府がそのように横柄で傲慢な要求をしたように受け手が理解するようになってしまっていったのならとても残念である。
海外での報道については、バックグラウンドに通じていない稚拙な記者が記事を発信し、それ以上に日本の事情を知らないその国の読者が受信し誤解や誤認を産むこと大いに有り得るわけで、我々海外在住の日本人は間に入って、そうした誤った認識を出来る限り正していくのも役割の一つなのかもしれないと思った。その為にも自身がニュースを正しく冷静に解釈しなければならないと改めて感じた。
2011年3月30日
ボイラーチェック
2年ぶりのチェック。
まずアポ。以前は一日単位という漠然としたアポだったのが、その後午前午後の指定ができるようになって、今では2時間毎の区切りでアポが漸く取れるようになったようで感動。といってもそれはアポの話で実際にその時間に本当に来てくれるのか?という疑問は残っていたが…。実際は12時から2時の予定だったけど、12時15分にショーアップ。おー、やるねぇ!
今回のチェッカーは小柄で年配のおじさん。
早速パイプを外して、ボイラーのお掃除。という段階でパイプがもげて早くも問題発生。
どうやらかなり長い間腐食が進んでいたらしく、パイプだけでなくその下部もサビが発生。
循環水を濾過させる装置(?)にもサビが貯まり、どうやらうまく循環ができていなくなってる模様。
腐食部分をテープでマスキングして、濾過タンクも取り替えたけど、根本的にはやっぱりボイラー交換の時期に来ているとのこと。
平均寿命が15年で今13年だから、妥当な時期ではあるわけだけど。
この応急処置でどのくらい持つのか聞いてみた。数週間?数ヶ月?
答えは数年とのこと。ボイラー交換となると2000ユーロ位するから、その間貯金でも始めなさいってw。
こういう親身でプロフェッショナルな人には好感がもてます。
しかも仕事も早くて、小一時間のうちに手際よく全ての処理を終えて帰って行きました。
車だとか、ボイラーだとかはそれなりの専門知識がないと適切な判断ができないもの。
どうしてもそんな素人につけ込む輩はいるわけで、前回のボイラーチェックの時も執拗に新しい物を購入するように勧められた覚えがあります。安全に関わるものなので、危険を冒してまで使い続けるつもりはないものの、販売側の思惑に踊らされるのだけはまっぴら。
だから、今回のようにあくまでも公正で真摯な対応をしてくれる人はとても有り難い。
医療の場ではセカンドオピニオンを求める機会もあるわけで、こういう素人と玄人のギャップがある場面では公平な立場からアドバイスしてくれる機関があれば安心できるのにとかねがね思っています。ビジネスとしてそういう立場が成り立ち得るのかというのは、確かに難しそうですけど。
まずアポ。以前は一日単位という漠然としたアポだったのが、その後午前午後の指定ができるようになって、今では2時間毎の区切りでアポが漸く取れるようになったようで感動。といってもそれはアポの話で実際にその時間に本当に来てくれるのか?という疑問は残っていたが…。実際は12時から2時の予定だったけど、12時15分にショーアップ。おー、やるねぇ!
今回のチェッカーは小柄で年配のおじさん。
早速パイプを外して、ボイラーのお掃除。という段階でパイプがもげて早くも問題発生。
どうやらかなり長い間腐食が進んでいたらしく、パイプだけでなくその下部もサビが発生。
循環水を濾過させる装置(?)にもサビが貯まり、どうやらうまく循環ができていなくなってる模様。
腐食部分をテープでマスキングして、濾過タンクも取り替えたけど、根本的にはやっぱりボイラー交換の時期に来ているとのこと。
平均寿命が15年で今13年だから、妥当な時期ではあるわけだけど。
この応急処置でどのくらい持つのか聞いてみた。数週間?数ヶ月?
答えは数年とのこと。ボイラー交換となると2000ユーロ位するから、その間貯金でも始めなさいってw。
こういう親身でプロフェッショナルな人には好感がもてます。
しかも仕事も早くて、小一時間のうちに手際よく全ての処理を終えて帰って行きました。
車だとか、ボイラーだとかはそれなりの専門知識がないと適切な判断ができないもの。
どうしてもそんな素人につけ込む輩はいるわけで、前回のボイラーチェックの時も執拗に新しい物を購入するように勧められた覚えがあります。安全に関わるものなので、危険を冒してまで使い続けるつもりはないものの、販売側の思惑に踊らされるのだけはまっぴら。
だから、今回のようにあくまでも公正で真摯な対応をしてくれる人はとても有り難い。
医療の場ではセカンドオピニオンを求める機会もあるわけで、こういう素人と玄人のギャップがある場面では公平な立場からアドバイスしてくれる機関があれば安心できるのにとかねがね思っています。ビジネスとしてそういう立場が成り立ち得るのかというのは、確かに難しそうですけど。
思いは同じ
いろんな意見ややり方や感じ方があるのは自然。極端に言えば人の数だけ違う考え方があるのだと思う。
だけど、今はその考えを押し付けあったり、正当性を説き回るのでは結局バラバラになっていくだけ。
被災者の救済、被災地の復興に対する思いは皆同じはず。
同じ思いに向かっている限りは、走っている人も、歩いている人も、道草を食っている人も、手を取り合って進んでいけばいい。
仲違いしている場合ではないし、道のりはまだまだずっと続いていく。
だけど、今はその考えを押し付けあったり、正当性を説き回るのでは結局バラバラになっていくだけ。
被災者の救済、被災地の復興に対する思いは皆同じはず。
同じ思いに向かっている限りは、走っている人も、歩いている人も、道草を食っている人も、手を取り合って進んでいけばいい。
仲違いしている場合ではないし、道のりはまだまだずっと続いていく。
2011年3月29日
今だからこそ率直な気持ち
依然日本は混乱状態で国内に留まらず国際的にも波紋を投げかけている。
あちこちから政府や民主党や首相をなじる罵声を耳にし、目にし心が痛む。特別民主党に思入があるわけでもないし、菅総理に肩入れしているわけはさらさらないが、一流紙でtwitterで人名をまるで捨て犬のように呼び捨てにして、非難して、罵る姿には目を覆いたくなる。
現政権がこの緊急時に100%全国民に満足がいくような方策を取っているとは勿論言えないものの、元を正せば自民を排し民主党を選び、その上で鳩山氏を排除して、小沢氏や前原氏を失墜させて菅氏を全面に引っ張ってきたのはマスコミの扇動であり、国民の選び望んできたことではないのか?果たして自民が政権を維持していたとして、この未曽有の状況に対処できる人材はいるのか?もっとうまく対処できていたのか?個人的には答えは否だと思う。
現政権に決定的に欠けているのは混乱の中、国民を引っ張っていくイニシアティブであろう。唯一救われるのは、表に出ているニュースから考察する限り、過去の政権のような奸智に長けた小狡い計略による国民に対する愚弄の意図や悪意は現政権には感じられない。むしろ愚直なあまり東電なり保安院なりからもたらされる、時として誤った情報に翻弄されているのが現状ではなかろうか。
非難からは何も生まれてこない。今はただ持ち駒の仲で最善の努力をすべく国民の総意で政府をバックアップしていくべき時ではないのかと思えて仕方がない。非難をするからにはどうすれば改善されるのかをきちんと説明すべきであり、現政権はきっと聞く耳を持っているものだと信じたい。
あちこちから政府や民主党や首相をなじる罵声を耳にし、目にし心が痛む。特別民主党に思入があるわけでもないし、菅総理に肩入れしているわけはさらさらないが、一流紙でtwitterで人名をまるで捨て犬のように呼び捨てにして、非難して、罵る姿には目を覆いたくなる。
現政権がこの緊急時に100%全国民に満足がいくような方策を取っているとは勿論言えないものの、元を正せば自民を排し民主党を選び、その上で鳩山氏を排除して、小沢氏や前原氏を失墜させて菅氏を全面に引っ張ってきたのはマスコミの扇動であり、国民の選び望んできたことではないのか?果たして自民が政権を維持していたとして、この未曽有の状況に対処できる人材はいるのか?もっとうまく対処できていたのか?個人的には答えは否だと思う。
現政権に決定的に欠けているのは混乱の中、国民を引っ張っていくイニシアティブであろう。唯一救われるのは、表に出ているニュースから考察する限り、過去の政権のような奸智に長けた小狡い計略による国民に対する愚弄の意図や悪意は現政権には感じられない。むしろ愚直なあまり東電なり保安院なりからもたらされる、時として誤った情報に翻弄されているのが現状ではなかろうか。
非難からは何も生まれてこない。今はただ持ち駒の仲で最善の努力をすべく国民の総意で政府をバックアップしていくべき時ではないのかと思えて仕方がない。非難をするからにはどうすれば改善されるのかをきちんと説明すべきであり、現政権はきっと聞く耳を持っているものだと信じたい。
2011年3月18日
軸足
UstreamのNHKを見ていて横に流れるソーシャルストリームを眺めていると様々な意見が交錯して流れていく。
パニック気味の人、冷静さを呼びかける人、政府や首相、東電を批判する人、他国の報道に振り回される人…。
パニック映画、例えばAliensで言えば、冷静に判断してグループをまとめる主人公リプリー、リプリーに賛同し果敢に行動するヒックス、悪気はないもののパニックにかられてグループの規律を乱してしまうハドソン、私利の為に他人の命を危険にさらすバーク。それぞれの登場人物が今の日本の大衆のどれかに割り振られているように思える。
自分の軸足をどこに置くかを決めてニュースを見れば、もう少し冷静になれるのに。
NHKの水野氏、枝野官房長官、原子炉設計者の後藤氏誰でもいい、自分の立ち位置つまり誰の視点を信じるかを定めてニュースを見ると、たとえニュースの深層の広瀬氏がでているシーンを見ても、氏の論点がいかに詭弁であるかは判断できると思う。そうすると広瀬氏はハドソンとバークの中間の役に見えてくる。
冷静になること、これが今の大衆に一番求められることだと思えてならない。
パニック気味の人、冷静さを呼びかける人、政府や首相、東電を批判する人、他国の報道に振り回される人…。
パニック映画、例えばAliensで言えば、冷静に判断してグループをまとめる主人公リプリー、リプリーに賛同し果敢に行動するヒックス、悪気はないもののパニックにかられてグループの規律を乱してしまうハドソン、私利の為に他人の命を危険にさらすバーク。それぞれの登場人物が今の日本の大衆のどれかに割り振られているように思える。
自分の軸足をどこに置くかを決めてニュースを見れば、もう少し冷静になれるのに。
NHKの水野氏、枝野官房長官、原子炉設計者の後藤氏誰でもいい、自分の立ち位置つまり誰の視点を信じるかを定めてニュースを見ると、たとえニュースの深層の広瀬氏がでているシーンを見ても、氏の論点がいかに詭弁であるかは判断できると思う。そうすると広瀬氏はハドソンとバークの中間の役に見えてくる。
冷静になること、これが今の大衆に一番求められることだと思えてならない。
2011年3月17日
政府の対応
政府の対応については首相官邸のHPを一度見てみると、報道では大きく取りあえげられていないように思われた内容もあることのに驚いた。
NHKの報道については一日を通じてなるべく視聴するようにしているが、NHKでも取り上げていない政府発表については、恐らく新聞等では掲載されていることとだと思うので、日本ではもっと正確に情報が伝えられていること思われる。
首相官邸の地震関係のページ http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html
特に放射線のモニタリングデータについては文部科学省のページで分かりやすく掲載されている。http://www.bousai.ne.jp/vis/index.php
今の問題のひとつは海外メディアが自国で報道する内容との温度差。
勿論海外メディアは直接の被害がないので書きたい放題、ニュースソースの確認もしていないだろうし、よりセンセーショナルに煽っていることは想像に難くない。現代特有のネット社会でその情報が日本に逆輸入されることにより現地の混乱や飛語を招くという物。昨日の枝野官房長官の会見で各国に足並みを揃える要請をしたようなコメントがあったので、政府としても対応をしていることが伺えるが、つまるところ個人の良識と冷静な判断力で処理するしかないわけで、日本人の良識に期待するほかない。
2011年3月9日
銀行
口座のある銀行から電話。「保険や貯蓄の件で前回相談させて貰ってからだいぶ経ちますけど、アポをとって見直してみませんか」とのこと。
たいした貯金もないしいいですよと断ろうとしたけど、現在の金利が二倍近くにできるのを見逃す手はないですよ、とどうやらこちらの口座の内容を見ながら話してる模様。どうせ暇もあることだし、じゃあということで来週のアポを取った。
この間のエナジー会社の時もそうだけど、ここのサービスってどうしてこうチグハグなんだろう。必死でセールス攻勢を掛けてくるのはいいけど、逆に必要な時のサポートはたらい回しだったり要領を得なかったり。よっぽどヘルプデスクの態勢を強化した方が顧客サービスに繋がりそうなものだけど、どうもそうではなく、営業サイドとサポートサイドの温度差が上手くサービスに繋がってないんだよなぁ。顧客データの統合で一体化なんて問題なくできそうなものだけど。
たいした貯金もないしいいですよと断ろうとしたけど、現在の金利が二倍近くにできるのを見逃す手はないですよ、とどうやらこちらの口座の内容を見ながら話してる模様。どうせ暇もあることだし、じゃあということで来週のアポを取った。
この間のエナジー会社の時もそうだけど、ここのサービスってどうしてこうチグハグなんだろう。必死でセールス攻勢を掛けてくるのはいいけど、逆に必要な時のサポートはたらい回しだったり要領を得なかったり。よっぽどヘルプデスクの態勢を強化した方が顧客サービスに繋がりそうなものだけど、どうもそうではなく、営業サイドとサポートサイドの温度差が上手くサービスに繋がってないんだよなぁ。顧客データの統合で一体化なんて問題なくできそうなものだけど。
2011年3月7日
2011年3月6日
街を汚す輩と清掃員
何年か前にパリのシャンゼリゼでは清掃車をパワーアップ、増員して、同じゴミがXX分以上そこに放置されないようになります。といった誇らしげなニュースをみた覚えがある。
ここでも近年益々清掃に従事する人やハードの増強がなされているように思うのだが、それを目にするにつけ、「そもそも散らかさなければ、それに掛ける労力も資金も減らせるのに」と思うことしきり。
各自治体が美化のキャンペーンを張って、市民の啓蒙に励むシーンもなきにしもあらずであるが、一方の市民側と言えば無関心というか、一向にそのような道徳心が芽生える気配も見えない。
自分が住む地区はトルコやモロッコからの移住者が多い地区で、ここの街路の散らかり様は、他のオランダ人が多く住む地区に比べると歴然である。彼らの行動を見ていると自分が食べたスナックの空き袋、空き缶、その他のゴミを平気で路上に捨てていく。先日目にしたのはアパートの3階の窓から大きな空き箱を投げ捨てていた。これは間違いなく道徳心の違いである。彼らは若者に限らずそのようだから、きっと親が躾けることもなく、その前にそれが悪いことだとさえ思っていないフシもある。
近年導入された同化政策はオランダ語の強要を全面にだしているものの、移民に対してオランダでの生活心得を教育するのが本音のようであるが、自由を重んじ、「差別」に対して殊更敏感なオランダ人はそうした狙いが実はトルコやモロッコからの移民に向けられていることは絶対口にしない。普段は婉曲な物言いをしないオランダ人も、こと問題が「差別」に関わると口の滑りが悪くなるのは衆知の事実。それがオランダの美徳であることも、こうして「外国人」としてここに生活してると実感するシーンもあるものの、やっぱりどうももどかしい。
話がそれつつあるので方向修正すると、要は街がきれいにするにはどうしたらいいか?
先のパリのように兎に角コストと労力をかけて清掃を強化するのがいいのか、はたまた汚さない社会をめざしていっそシンガポールを模して罰金制にしてしまうのか。個人的には後者にして欲しいところだけど、無理なんだろうなぁ。
そんなことを、市バスの中で携帯をいじるのに夢中の移民の若い女性二人が床に捨てた空き缶が、バスの停車の反動でコロコロとこちらに転がって来るのを眺めながら考えた。
ここでも近年益々清掃に従事する人やハードの増強がなされているように思うのだが、それを目にするにつけ、「そもそも散らかさなければ、それに掛ける労力も資金も減らせるのに」と思うことしきり。
各自治体が美化のキャンペーンを張って、市民の啓蒙に励むシーンもなきにしもあらずであるが、一方の市民側と言えば無関心というか、一向にそのような道徳心が芽生える気配も見えない。
自分が住む地区はトルコやモロッコからの移住者が多い地区で、ここの街路の散らかり様は、他のオランダ人が多く住む地区に比べると歴然である。彼らの行動を見ていると自分が食べたスナックの空き袋、空き缶、その他のゴミを平気で路上に捨てていく。先日目にしたのはアパートの3階の窓から大きな空き箱を投げ捨てていた。これは間違いなく道徳心の違いである。彼らは若者に限らずそのようだから、きっと親が躾けることもなく、その前にそれが悪いことだとさえ思っていないフシもある。
近年導入された同化政策はオランダ語の強要を全面にだしているものの、移民に対してオランダでの生活心得を教育するのが本音のようであるが、自由を重んじ、「差別」に対して殊更敏感なオランダ人はそうした狙いが実はトルコやモロッコからの移民に向けられていることは絶対口にしない。普段は婉曲な物言いをしないオランダ人も、こと問題が「差別」に関わると口の滑りが悪くなるのは衆知の事実。それがオランダの美徳であることも、こうして「外国人」としてここに生活してると実感するシーンもあるものの、やっぱりどうももどかしい。
話がそれつつあるので方向修正すると、要は街がきれいにするにはどうしたらいいか?
先のパリのように兎に角コストと労力をかけて清掃を強化するのがいいのか、はたまた汚さない社会をめざしていっそシンガポールを模して罰金制にしてしまうのか。個人的には後者にして欲しいところだけど、無理なんだろうなぁ。
そんなことを、市バスの中で携帯をいじるのに夢中の移民の若い女性二人が床に捨てた空き缶が、バスの停車の反動でコロコロとこちらに転がって来るのを眺めながら考えた。
前原外相の辞任
そもそも外国人からの献金を禁止する目的は国益を守るために制定されたはずである。今回の事件が実際に国益に絡む問題かとういうと、報道されている経緯から見れば明らかに逸脱しており、自身の権力や私益を優先する議員であればこれほど潔く辞任をしたりはしなかったはずである。
その点、現在の国政の危機的な状況を見極めた上で早期の問題解決を図ろうとした前原氏の判断は、確かに与党にとっての大きな打撃になるに違いないが、発生してしまった問題の解決という点ではとても潔癖であった。
恐らくこの事件の発端は与党の揚げ足を取るべく野党側が意図的に調べリークした内容だと想像されるが、マスコミにおいては、潮流に乗った民主党叩きよりも前に、その真相を暴くほどの勇気があればいいのだが。
その点、現在の国政の危機的な状況を見極めた上で早期の問題解決を図ろうとした前原氏の判断は、確かに与党にとっての大きな打撃になるに違いないが、発生してしまった問題の解決という点ではとても潔癖であった。
恐らくこの事件の発端は与党の揚げ足を取るべく野党側が意図的に調べリークした内容だと想像されるが、マスコミにおいては、潮流に乗った民主党叩きよりも前に、その真相を暴くほどの勇気があればいいのだが。
産経ニュースのひどい記事 記者:阿比留瑠比
このような扇情的な記事を書く記者を産経ニュースがどうして政治担当としておいているのか甚だ疑問。記者は公平であるべきで、感情を出すべきではない。
タイトルの「誰がどう見ても『詰み』」だとか、「これほど危機感の薄い首相」「ボロを出してしまった」等々。芸能人のスキャンダルを扱う記者じゃあるまいし、独自の主張を全面に押して世論を故意に誘導する姿勢こそが、「あまりに主観的・独善的にすぎる。」マスコミの世論のミスリードによる「政治の停滞で迷惑を被るのは結局、国民だと」この記者「は知るべきではないか。」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110307/plc11030700590000-n1.htm
タイトルの「誰がどう見ても『詰み』」だとか、「これほど危機感の薄い首相」「ボロを出してしまった」等々。芸能人のスキャンダルを扱う記者じゃあるまいし、独自の主張を全面に押して世論を故意に誘導する姿勢こそが、「あまりに主観的・独善的にすぎる。」マスコミの世論のミスリードによる「政治の停滞で迷惑を被るのは結局、国民だと」この記者「は知るべきではないか。」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110307/plc11030700590000-n1.htm
2011年3月3日
佐藤夕子議員の離党と民主党について思う
このニュース読んでやはり失望させられる。
http://on.wsj.com/fTR3hV
増税に反対だから離党します。
なるほど、wikiによるとこの方のモットーは減税だから、その点では納得がいくとして、
そもそも減税を声高に叫ぶ議員の根拠がどこにあるのかを知りたい。
勿論自分も庶民の立場からすれば税金が増えることにはなかなか賛成しがたいのは事実であるが、政権が民主党に変わり、ムダを無くすための事業仕分けを経て、それでも尚予算繰りがつかなくて増税を検討せざるを得ない事実に至ったのではないのか?
事業仕分けが十分ではなかったと言いたいのだろうか?
或いは取り沙汰される子ども手当や高速道路の無料化等々への予算割り振りに不満があるのか?
いずれにしても09年8月に民主党公認で議員当選してから、この方はそれらの民主党の改革の渦中にいたはずなのに、今になってただ単に聞こえのいい増税反対だけを唱えて離反するのは裏切りではないのか?
信念があるのであれば、もっと踏み込んだ説明をしない限り、ただいたずらに風向きが悪くなったからさっさと逃げ出すようにしか思えないなのだが。
民主党のHPを今見ても、謳っている内容は生活を社会を改善する気概に今でも溢れている。マニュフェストを発表して国民から選ばれたのであるから、その内容を遂行する義務があることは勿論であるが、それでも実行に移していく上で達成しえないこと、妥協せざるをえないことは必ず発生しうることだと思う。
今の民主党叩きの原因はその過程や経緯の説明がなされない、不足しているための不信感が原因ではなかろうか。「事業仕分けをしましたが、当初の検討ではこれだけの成果を得る予定だったのが、これこれこういう理由でこれだけバランスが発生しました。ついては当初想定していた子ども手当はこれだけに減額して実行せざるを得ない。」そんな詳細の報告を行えば、国民の大半は納得するのではなかろうか。
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