2011年5月3日

iPad2の日本での突然の販売について思う

4月28日に慌ただしく日本で販売開始となったiPad2。
これとSony Tabletは関わりがあるのだろうというのは、素人でも勘ぐるところ。

Sonyからの公式発表は4月27日になされた。

sony.co.jpからの抜粋


重要なお知らせ

2011年4月27日

株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント

PlayStation®Network/Qriocity™を
ご利用の皆様へのお詫びとお願い

2011年4月21日よりPlayStation®NetworkおよびQriocity™の障害が継続しており、お客様および関係各位に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申しあげます。

弊社では、同日より各サービスの公式Webサイト上に障害の状況を都度告知すると同時に、本件詳細についての徹底調査を行ってまいりましたが、このたびPlayStation®NetworkおよびQriocity™に対する不正アクセスにより、2011年4月17日から19日にかけて以下のようなお客様のアカウント情報が漏洩していた可能性があることが判明いたしましたので、ここに深くお詫びを申しあげるとともに、その旨を報告させていただきます。


顧客情報漏洩の問題発生は4月17日~19日。4月21日からはPSNの接続障害を発生しているので、本来であればこの時点でなんらかの発表がなされるべきだったはず。

翻って、Sony Tabletの発表は4月26日。漏洩問題発表の僅か前日。

sony.co.jpからの抜粋


2011年04月26日
様々なネットワークサービスを快適に楽しめる、独自デザイン採用の
アンドロイド3.0搭載タブレット端末“Sony Tablet”を発表
~伸長を続けるPC市場に向けてはVAIOを強化~

ソニーは、様々なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークを融合でき、優れた操作性などで快適なエンタテインメント体験を提供するタブレット端末“Sony Tablet”(ソニータブレット)を発表します。“Sony Tablet”は、「リッチ メディア エンタテインメント」を提供するS1(コードネーム)と、「モバイル コミュニケーション エンタテインメント」を楽しめるS2(コードネーム)の2機種を展開します。両機種ともに、2011年秋以降に順次、全世界で発売を開始する予定です。


個人的にはこの手の新型のプロダクトの場合、今までのSonyであればティザー広告を打つなりして、マーケットをジワジワ盛り上げていくだけの話題性を持つ新商品のはず。然しながら今回はメディアへの根回しも十分とは言えない唐突感は否めない。
どうしても漏洩問題発表の前にTabletの発表を間に合わせたかった事情を伺わせる。

一方アップルの動き。

apple.jpからの抜粋

iPad 2、日本、香港、韓国、シンガポール、その他8カ国で今週発売
2011年4月27日
2011年4月27日、Appleは本日、画期的なポストPCデバイスの第2世代となる、iPad 2(アイパッドツー)が、4月28日(木)に日本で、さらに香港、韓国、シンガポール、その他8カ国では4月29日(金)に発売されることを発表しました。日本におけるiPad 2の販売は、Apple直営店、およびソフトバンクショップなど一部のiPad取扱店で午前9時以降、オンラインのApple Store ( www.apple.com/jp/ ) では4月29日(金)の午前1時から販売が開始されます。さらに、Wi-Fi機能の付いたiPad 2が中国で5月6日(金)から販売されます。


一応日付は4月27日となっているが、27日の日中は何度かサイトをチェックしたけどこの発表は掲載されていなかったので、27日から28日に日付がかわる直前に公式発表されたのだろう。

もともとiPad2は既に3月上旬に行われており米国や他の国では販売が開始されていたし、日本での元々の販売開始が震災により延期されただけなので、販売の準備は既に整っていたはず。
それにしても、マーケットへの告知がギリギリになったのは、やはりSony Tabletの発表の情報を掴んでおり、ライバルの出方を探っていた様子が伺える。

どちらがどこまで知っていたのか知る由もないが、他社の様子を探りながら最善の効果をもたらすべく、現場ではギリギリの決断を迫られていたのだろうと想像される。

結果、Sonyは問題発表が送れたことで叩かれることになるのであるが、Sony Tabletの方がもう少し早く準備ができていれば、事情も変わっていたのだろうなぁ。

とすれば、犯人のハッカー集団もこの辺の事情を知った上で、このタイミングを狙ってきたのか?
それではあまりにもドラマティック過ぎるか。
それにしても、彼らがSonyに与えた打撃はとてつもなく劇大であり、犯罪者側が一番の利を成しているのは納得のいかない出来事である。

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