2011年4月1日

Gmailの連絡先が少し気になる

Google検索の新機能「+1」が間もなくサービスインするらしい。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1103/31/news022.html
この記事で「Google関連のソーシャルネットワーク(Gmailの連絡先やGoogle Reader、Google Buzzでフォローしているユーザーなど)で共有される。」というのが気にならないか?

http://www.gizmodo.jp/2011/04/google1_1.html
ここの中のGoogleのプロモビデオでも、「あなたのコンタクトに知らされる」って言ってるし…。

Gmailの連絡先っていつからソーシャルネットワークのメンバーとして使われるようになったのか?
ソーシャルネットワークの分野ではGoogleはなかなかクリーンヒット的な持ち駒がなくて焦っているのはわかるけど、だからと言ってGmailにぶら下がる連絡先をそっくりそのままソーシャルネットの枠に入れようものなら、かつてBuzzで失敗した二の舞を踏むのではなかろうか。

そもそも至極個人情報である連絡先情報をネットワーク上において管理すること自体、これまでも危険性は感じていた。表に出てこない検索技術の何かに使われているであろうことはある程度目を瞑ったまま。しかしこれが表に出てくる、つまり個々人の情報が他人が見ることができるとなると話は別だ。(Googleは「見ることができる」という否定的な意味ではなく、「共有できる」と肯定的にとっているわけだけど)

facebookもmixiも今までのソーシャルネットワークは自身の意志で自分のメンバーをある程度指定、選定できて、どこまで何を見せるのかをコントロールできている。そこが今回Googleが乗り出そうとしているのと大きな違い。果たして誰もが個人的な嗜好をアドレス帳上の全員に知らせたいと思うのだろうか?

勿論Buzzの失敗もあるので、その辺のコントロールをユーザーに持たせるのは当然であろうが、そんなしちめんどくさいことを誰もが喜んでやるのかが疑問だし、そもそも誰もが同じ程度のスキルでもってその辺の対処ができるはずはない。はっきり言って、そんなに何もかもをみんなで共有できて便利だと思うユーザーの方が少数派だと思うのだが…。

アンドロイドユーザーでなければGmailの連絡先は切り捨てることも選択肢のひとつだろうけど、アンドロイド派は連絡先のコントロールがデフォルトでGmailの連絡先だと思う(iPhone派なのでAndroidの実情はわからないけど)ので、より注意が必要なのかも。

Gmailにしても、Chromeにしても、Picasaもあれやこれやも、便利な機能を無償で利用させてもらっている以上、何かの見返り、いやそれ以上のメリットをGoogle社が享受していないわけはないわけで、その辺の危機感を持ちながらサービスを利用していかないと、気がついてみたら丸裸の状態でネット上で晒されていたなんてこともこの先大いに有りうる。

これだけ社会的に重要で責任のある巨大企業となったGoogleがコンプライアンスから大きくかけ離れたことをするとは思えないが、やはり自己防衛は必要だと感じる次第。

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