2012年5月31日

イマドキの思いやり

ジムで顔見知りの知人と話していた時に、配偶者の話題になり「あなたのパートナーは?」と聞かれた。
「wife」や「husband」という言葉ではない、「partner」という単語。
この時、なんだか「はっ!」とさせられた。

80年代の終わりに少しだけ住んでいたアメリカでは、クリスマスの時期に送るカードに
「Happy Holiday」と書かれていた。
人種が多様のアメリカでは、その頃既に「Merry Christmas」という挨拶が、
万人に通じるものではないことに気付いていたわけだ。

こちらの企業では就職の際に提出する履歴書に、性別や生年月日、国籍は勿論のこと、
学歴さえも記入することを拒む企業があるらしい。

先の知人のこのたったひとつの単語選びに、その人の思想が込められているような気がして、
なんだかとても暖かい気分になった。

反差別というとあまりにも直球すぎて、大袈裟なものに思えてしまうけれど、
自分の毎日の生活の中で、自分の価値観を押し付けたり、他人を批判してしまうことだけはすまい、
と再認識させられた出来事であった。



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